学習記録

摩擦で生まれる静電気のしくみ

身近な静電気現象ドアノブを触るとパチッと痛みが走る、また下敷きで髪の毛をこすると髪の毛が逆立つ、どちらも静電気が関係しています。これらの現象は、摩擦によって物体の表面から電子が移動することで起こります。摩擦で発生する静電気私たちの身の回りに...
記録

分かったつもりの電気機械

分かったつもりの落とし穴明細書を読んでいて、なんとなく分かった気になり読み飛ばしてしまった言葉に後で気づいた経験はないでしょうか。私にとっては「電気機械」がそのような例でした。この用語を深く考えず翻訳学習を進めた結果、誤った訳に至りました。...
ブックレビュー

翻訳プロセスと関数

子どもの成長について書いた前回を踏まえ、今回は自身の課題である翻訳学習に関数の考え方を応用してみたいと思います。微分の視点が「今この瞬間の変化」に注目するものであるのに対して、関数の視点は「インプットとアウトプットとの一貫した関係性」を捉え...
ブックレビュー

子どもの成長と微分の視点

年末年始、「本質」をキーワードに本を数冊買い、読み進めています。今回はその中の一冊『数学的思考ができる人に世界はこう見えている ガチ文系のための「読む数学」 』(齋藤孝・著)について記録します。内容自体は、高校数学・物理で学ぶ基本法則が、物...
特許明細書

invention, aspect, embodiment, example のちがい

英文明細書を読み進めるなかで、特許明細書における重要な概念である invention(発明)、aspect(態様)、embodiment(実施形態)、example(実施例) の違いや関係性を理解し、整理しておくことが必要だと感じました。本...
学習記録

微細化の仕組み~開口数・解像度・焦点深度の関係~

前回の記事では、高屈折率の液体を用いることで臨界角を大きくし、液浸露光装置における光の収集効率が向上する様子を説明しました。今回は、以下の特許明細書を参考に、「開口数」「解像度」「焦点深度」がどのように微細化に寄与するのかを説明します。特許...
記録

アウトプット1ヶ月の振り返り

今年も最後の日を迎えました。今月ブログを開設し、アウトプットを始めたことで、自分の学び方や課題を直視することとなりました。同じ行動から同じ結果しか生まれないなら、やり方を変える必要があります。この1か月の気づきと今後の改善策をまとめます。時...
学習記録

液浸露光の解像度向上を支える光の性質

液浸露光が微細化にどのように貢献するのかを理解するには、光が持つ基本的な性質とその振る舞いを知ることが必要です。本記事では、液浸露光の概要、光学的な基礎、そして臨界角の特性を中心に解説します。次の記事では、液浸露光の解像度向上における具体的...
学習記録

半導体露光装置

前回の記事で述べたとおり、レーザー技術は科学技術の発展において不可欠な存在です。これは、半導体製造分野でも例外ではありません。露光装置は、半導体製造において回路パターンをシリコンウエハ上に縮小投影する装置です。かつては回路線幅が数マイクロメ...
学習記録

レーザーの発光原理と、その特徴的な4つの性質

先日、身近な人工光源である白熱電球・蛍光灯・LEDについて整理しました。光との関わりは燃焼光源から始まり、白熱電球の発明によって、時間や場所を問わず光を使えるようになりました。その後、よりエネルギー効率の高い蛍光灯、さらには省エネの観点から...